制作実績

パンフレット制作実績

監査法人アヴァンティア

毛筆を使った仕上がりが異彩を放つ採用パンフレット

価値観を共有できる人がほしいから
メッセージ性を強めたい

2011年に起きた今も強く記憶に残る東日本大震災。震災後のその当時、買い手市場と言われていた会計士の就職。いい人材を採用するため、同業他社が集まる合同説明会で配布するパンフレットの制作依頼をいただいたのが始まりです。たくさんの応募者を募りたいというよりは、価値観を共有できる成長意欲の高い人に来てほしい。そう考えていたアヴァンティア様の持つスピリットを全面に出した採用パンフレットを作りたいとのご要望でした。震災直後で社会的にも事務所的にも、会計士がどういう意義を持つ仕事かということを見つめ直している時期。だからこそ、会社情報や採用情報をきれいに載せるというよりは、社会的な使命や意義なども含めた価値観をどう伝え、共有すればいいかが大切。そこが、とても重要な鍵でした。また、スローガンの打ち出し方も検討課題となっていました。

毛筆を使って書くことで
難解なスローガンを人肌感じるものへ

「一身独立、一国独立」という福沢諭吉の言葉から「一身独立」をスローガンにしたい、というご要望をいただきました。しかし、馴染みのない四字熟語。そのため心に響きにくい。難しいメッセージだからこそ押しつけがましくならないようにする狙いを持って、社員の方に直筆で書いてもらいました。また、四字熟語を毛筆で書くことで、震災後の厳しい社会に立ち向かうアヴァンティア様の姿勢を表現。古くさいイメージを持たれる心配がありましたが、しぶきを入れたデザインと特色銀を混ぜた墨を使ってクリエイティブに昇華できました。合同説明会や専門学校に置かれる大量の採用パンフレット。その中で手に取りたくなるような個性を持たせられるよう、贅沢な厚地のマーメイドを使ってクリエイティビティを感じる仕上がりを目指しました。さらに、裁断した上の端切れを利用して、同様のデザインのメモ帳を制作。全社員が意識を共有できるアイテムも好評をいただきました。実際、採用パンフレットを制作した年の応募数は平年並みだったものの、非常にポテンシャルの高い人からの応募があり、将来の中核となりうる人を採用することに成功しています。