制作実績

パンフレット制作実績

株式会社ウィルグループ

全社員で価値観を共有する「手に取りたくなる」DNAブック

自社の強みを全社員に浸透させる
インナーブランディングツール

2013年12月に東証二部上場を果たした、人材サービスのウィルグループ。上場はあくまで通過点であり、同社の企業理念、取り組みは変わることなく続いていきます。しかし、取引や人材を拡大していくにつれ、創業のスピリットが徐々に薄まっていく可能性があるのも事実。そこで同社は、企業の節目にあたり、あらためて自社の存在意義と強みを再認識するプロジェクトを開始しました。そしてそれが、今回制作したDNAブック「Believers」に凝縮されています。創業からこれまでに起こった、数々のエポックメイキングな出来事をまとめたインナーブランディングツールを制作したい、というのが当初のご要望。しかし、いわゆる一般的な社史では、ウィルグループの「根拠なき自信」「Believe in Your Possibility.」というスローガンおよびコアバリューの意味するところや、その成り立ちは十分に浸透しないのではないか。もっと読者=社員が体感をもって読めるツールを制作したいという課題をいただきました。プロジェクトチームへのヒアリングの中で得られた解決策は、スローガンがどのように生まれ、浸透し、機能してきたか、そしてそれこそが最大の企業資産であるということを、愚直なまでに繰り返し語ることでした。

繰り返し手に取りたくなるよう
モノとしての価値も高めた

スローガンには、その背景となるエピソードがしっかりと存在しました。しかし創業者たちが“上から目線”でそれを語っても、きっと同じ体感は得られない。むやみに洗練されたストーリーにしても、本当に感じてもらいたいことはきっと伝わらない。創業から続く強みである「熱い考え方」――伝えるべきことは明確でしたが、その「伝え方」に課題がありました。DNAブックを開くと、まず現れるのは長文のステートメント。そして、その各センテンスがページごとにフォーカスされ、同社の転機となったエピソードに紐づけられています。一貫性ある直線的なストーリー展開も、迷いのない企業理念を体現しています。また、文字量の多い読み物でもある本書。2色に限定された大胆なグラフィックデザインを施すことで、リズム感、インパクト、そして決意や熱意を表現しました。デザインのコアとしたのは「潔さ」。同社の真っ直ぐな思いを届けられるよう、全体として過度な装飾を避け、抑制を効かせています。本文に「アラベール」という質感のある高級紙を使用するとともに、上製本仕上げを採用。モノとしての価値を高め、繰り返し手に取ってもらえる普遍性の高いデザインとしました。

お客様の声

企業の象徴となるブランドツール 可能にしたのは当社に対する深い理解

株式会社ウィルグループ 

会社の規模が拡大するにつれて、創業時の力強いスピリットが薄まっていくのではないかと危機感を覚え、DNAブックの制作を考えていました。アートアンドサイエンスに問い合わせて来社してもらい、当社グループのスローガン「根拠なき自信」についてお話したのですが、そのとき「それって、ケネディが“我々は月に行く”と宣言したことと同じでしょうか。アメリカはケネディのこの根拠なき自信のおかげでアポロ計画を実現させたんですよね」と。もう目から鱗でした。