100年企業のロゴ刷新を伝えるブランディングパンフレットのデザイン

「地域の生活者に真に豊かな生活の提案と実践を行い、地域のまちづくりと、人間社会の発展に寄与する」という理念を掲げるハクヨグループ。百年前から変わらず豊橋エリアを拠点に人々の暮らしをより豊かにする活動を事業としています。私たちが提案した “ グレーターマーク ” は『人間の可能性と地域の発展を同時に意味する「大なり記号」』がモチーフ。ハクヨグループの創意工夫の精神と、そこから生み出される新しい価値の意味が込められています。信用と信頼を根底に常にグレーターを志し、楽しみを創出し続ける。グレーターマークはその象徴となるエレメントです。“ グレーターマーク ” は、メディアを問わずフレキシブルに活用できる可変的ロゴデザイン（ダイナミックロゴ）として制作。テクスチャーとしてキービジュアル化されているので、映像やWebサイトでも柔軟にあしらえるよう設計されています。ロゴリニューアルのストーリーを伝える本パンフレットでも、表紙のデザインからダイナミックに活用されています。

ハクヨグループの歴史をあらためて伝えながら、新ロゴに込めた思いをメッセージするパンフレットを目指しました。そのため、ビジネスライクにならないよう、小型の正方形の判型を採用。人々に愛着を持って迎えられると同時に、強い思いがシンプルに伝わるようデザインしています。また、蛇腹折り加工を採用することで、100年間の歴史や新ロゴのデザインができあがる経緯をストーリー持って感じられるようになっています。表紙は、新ロゴをUV厚盛りインクで加工印刷し、新ロゴ誕生にふさわしい豪華さと、記念パンフレットのモノとしての存在感を高めています。地域の人々を象徴する “ グレーターマーク ” が前面に広がりながら、中心にUV加工されたハクヨグループの新ロゴが存在するというアイデアに込められた思い。それは、次の100年も地域に必要とされ、そこに暮らす人々にとってかけがえのない存在となることへの強い決意です。新ロゴのデザイン制作と同時にロゴ規定書も作成。ビジュアル・アイデンティティの一貫性の管理と、メディアに応じた柔軟性のあるデザイン展開ができるよう、様々なアプリケーション・デザインのデータから構成されています。

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